海岸寺の御守りやお札など授与品のご案内

海岸寺の御守りやお札など授与品のご案内

弘法大師お手判

数々の霊験が伝えられる海岸寺定番の御守り。携帯すれば、いつでもどこでもお大師さまのお加持が受けられると好評です。痛むところや病んだ部分を撫でながら、大師御宝号、または光明真言をお唱えください。紙製と布製の二種類あります。

お手判紙折符

弘法大師が親刻されたと謂われのある「お手判」を、所願に応じて謹製した紙折り符に捺印した御守りです。ある法則の下に折り込まれた「折符」は、その形状に意味があり、お力が封印されています。折り符の内側には梵字の真言が記されています。一枚一枚丹誠込めて手織りされた、真言宗古来の伝統的なお守りです。

 ご祈願をお申し込みされた方には、住職ご祈祷の上、個人名をお守りに記入いたします。家内安全、商売繁盛、当病平癒、海上安穏、進学成就、祈必合格、学業向上、良縁結び、安産守護のいずれかをお選びください。 

ウスサマ明王、三宝荒神のお札

お台所に貼る三宝荒神のお札は、釜戸の神さま、火の神さまとして信仰されています。お産、夫婦円満、食卓豊穣、商売繁盛など親和力を発揮し、特に海岸寺のお札には癌封じのお力が込められています。

お便所に貼る烏瑟沙摩(うすさま)明王のお札は不浄を除くお徳があり、除病、難転、敵伏のお力を発揮します。特に、下の病い(下半身)に効験があります。

祈祷札(黄紙札)

仏壇やタンス、柱など目より高い位置にお祀りするお札です。弘法大師のお加持力をご祈念してあります。諸願成就、交通安全、家内安全、商売繁盛の4種類です。

弘法大師誕生佛像

弘法大師の母玉依御前は、お大師さまをお産みになるとき、現在の海岸寺奥之院の地に産屋を建てられたと地元では伝えられています。奥之院大師堂のご本尊として、お大師さまが生まれたままのお姿を彫刻した「弘法大師誕生佛」がお祀りされています。左右には、鎌倉時代の高野山八傑の一人道範阿闍梨が親刻されたとの伝承がある四天王、ご両親像が祀られています。日本で唯一体、海岸寺だけにしかない誕生佛です。

弘法大師誕生佛ミニ掛軸

お大師さまは幼い頃、泥を固めて仏像をつくり、拝んでいたと伝えられます。そこへ都からの勅使が通りかかり、遊んでいるお大師さまを見て、この子は只者ではないと気付き、馬を下りて拝したのです。お大師さまの周りには、四天王が白傘蓋をかかげて守護しておられたからでした。この伝承に基づき、弘法大師誕生佛の前後左右に四天王がお祀りされています。この写真にあるのは絵像にしたミニ掛軸で、柱など高い位置にお掛けください。

一代身替り御肌守

宗派を超えて愛され、慕われる弘法大師。日本人の精神面や文化にも少なからず影響を与えています。その恩恵にあやかっていない人は一人もいないといっていいでしょう。「嘘でもいいから、お大師さまのお話をしてつかーさい」というご老人もおられるくらいお大師さまが好きな人たちがいます。同行二人の心で、いつもお大師さまと一緒にいたい方のために、「弘法大師ご誕生佛の一代身代わり肌守り」があります。財布の中、カバンの中、机の引き出しなど、出掛けるときも宅内でもそっと忍ばせておいてください。陰になり、日向になり、顕幽にご守護をいただけます。

念彼観音力オリジナル念珠

海岸寺本堂のご本尊「正観音」さまにちなんで、念彼観音力の文字を一つ一つの念珠玉に彫り込んだオリジナル念珠です。平成住職:玉温の発案により作製されたその念珠には、メノウ(赤)、ヒスイ(緑)、水晶(透明)の小珠がはめ込まれており、それぞれ男性用、女性用があります。エネルギーは左から入って右に出るとされていますので、元気やお陰が欲しい時は左手首に、出会う人にお力を与えたい時や持てる力を発揮したい時には右手首にはめてください。観音さまの功徳、念彼観音力の信念の力、天然石の神秘の力、そして海岸寺のお加持力で、どうぞお蔭を戴いてください。

除障明王御守り

弘法大師の甥にあたる智証大師が、風光明媚な白方の屏風ヶ浦を訪れ、自らの悪因縁をミソギしたと伝えられています。のちに智証大師が感得した不動明王を自ら彫刻され、納めたのが四国三十六不動霊場第31番おたらい山不動坊のご本尊「除障不動明王」です。特に憑き物落としに霊験ありと地元では信仰されてきました。毎月28日のお不動さまの縁日には悪因縁断ちの護摩秘法を厳修しています。

身近にお不動さまの悪因縁断ちのお力を感じたい方のために、除障明王御守りがあります。合掌して手のひらの中で温めると般若心経の文字がくっきりと浮かび上がってきます。

妙運招来シール

除障不動明王の梵字を中央に配した妙運招来のシールです。蛍光色の黄色に生命力を表わす赤色で描かれてあり、三弁宝珠の形と相俟って、難関や複雑化した状況に突破口を開く徳力を感じさせてくれます。

子授け、安産ご腹帯御守り

弘法大師ご産所にちなんで古来、子授け、安産祈願が盛んに信仰されてきました。奥の院には子安地蔵がまつられています。中には梵字の真言とお手判が捺印された布が入っています。帯や下着や枕に縫い付けるなど、身近に置かれてください。

文殊菩薩御尊影

おたらい山の屏風浦まんだら園には、讃岐十二支霊場卯歳守護札所の文殊堂があります。本坊や屏風ヶ浦、白方一帯が一望の下に見渡せる風光明媚な高台です。海岸寺は文殊札所として、お御影やお守り、納経、掛軸などがあります。このご尊影は、知恵や学力の向上、ボケ防止のお徳をいただくため、身近に文殊菩薩をお祀りできるよう用意されたものです。額にいれること

卯歳守護御守り

卯歳生まれの守護仏である文殊菩薩のお守りです。

海岸寺名入り半袈裟

海岸寺の紋入り半袈裟で、参拝者用です。

「合掌」の手拭い

昭和住職:厚温による「合掌」の手拭いです。色紙や短冊などもそうですが、もっとも好評を戴いているのがこの「合掌」です。喜怒哀楽の様々な場面で、ただひたすら合掌するとき、自分自身の内にある仏の本性がたち現れてきます。

心のふきん

厚温師の書になる布巾で、「合掌」「無心」「抱花」「日々好日」「南無阿弥陀仏」「悦意三昧」「観世自在」などの種類があります。身近かに良い言葉を置いて、折々に眺めていれば、香りを染み付かせるように心が馴染んでゆくものです。仏教ではこれを薫習(くんじゅう)と言います。

説法カセット

昭和期住職:厚温師が吹き込まれたカセットで、現在はCDもあります。「貧女の一灯」「衛門三郎」「夫と妻の物語」は特に好評です。仏教の教えは聞思修(もんししゅう)の薫習が大事とされています。耳で聞き、よく考えをめぐらし、身に行ない、心癖を付けていくことが修行です。本を読むだけでなく、耳で聞く「聞法」が重要とされるのは、脳生理学的にも適っていることです。

同行二人 四国遍路たより

海岸寺による名著復刊「四国遍路たより」は、昭和9年に安達忠一氏によって著されたものです。本番、番外、奥の院など数々の名刹232ヶ所を単純明快に解説してあります。今日ある札所案内書には一言も記されていないお寺のゆかりやエピソードなど、永久保存の価値がある一冊です。加えて、昭和初期の旧遍路道の事情がうかがわれる貴重な資料でもあります。もちろん、海岸寺でしか入手できません。

巡拝のしおり

四国遍路をする上での心得やお勤め、読み物などを一冊にまとめてあります。先達の間でもこれをバイブルにしているという人も少なくありません。海岸寺発行ですので、もちろんここにしかありません。本堂で住職直々のご祈願を申込まれた方は、この冊子を使ってご一緒にお勤めを致します。読み物としても、ご参考になるところが多々あることでしょう。お勤めに順じたカセットテープもあります。

薫習の短冊

昭和住職高橋厚温師の名筆、伝道の書。ひと時は60種類以上もの短冊が並んでいました。紐がついていますので、場所をとらずどこにでも掛けられます。海岸寺へご参拝の折には、ぜひ一つお求めください。薫習の短冊によって、心は清められ、智慧は育まれてゆきます。私たちが必要とする慰めや励まし、温もりをぜひ感じ取ってください。言葉の力、真理の力、表現の力はとても力強いものです。

巡拝早見カレンダー

海岸寺主催の日曜巡礼や海外巡拝に参加される方に重宝なのがこのカレンダーです。カメラ好きの住職が撮影した巡礼風景や鳥の写真など、年によってテーマが違います。ご参加の方は、どうぞお求めください。年末年始以外は、注文を受けてから作成しますので、前もってご連絡ください。

床の間用掛軸

右から、弘法大師、十三仏、不動明王の掛軸です。お手ごろな値段と品のあるお顔が好評なようです。

経本各種

海岸寺は真言宗教化資料センターとして、多くの方に書籍や経本を提供してきました。取り置きのないものは注文して取り寄せることも可能です。日常の勤行、ご参拝に必須の経本ですが、誰もが自由に入手できるものではなく、本来は師から授かるべきものです。市井に出回る書籍とは根本的に違いますので、取り扱いは丁重にお願いいたします。

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